The global award in photography and sustainability

Growth / 成長 Commission

Prix Pictet Commissionは、ピクテグループのパートナーから推薦された写真家の中から一名に対する、ピクテ銀行がサポートしたチャリティやNGO団体によるサステナビリティプロジェクトが行われている地域でのフィールドトリップへの招待です。

2011年7月にChris Jordan 氏は、ピクテグループの支援のもと、第3回目のCommissionを遂行するために、ケニヤ北部の放牧地を訪れました。このCommissionは、特にNakuprat-Gotu地域保護を目的としてTusk Trustと共同で行われました。南北に存在するNorthern Rangelands Trust (NRT)の協力の下、この保護地区は季節的避難所の提供やサンブル、シャバそしてバッファロー・スプリングスの国立保護区に生活する野生動物の保護を手掛けています。

Pictetの支援によって、TuskとNRTはNakuprat-Gotu地域保護の必要なガバナンスと管理体制を整えることができました。さらに、ケニヤ野生動物公社や他の保安部隊との連携の下、野生動物監視プログラムを敷くこともでき、観光や女性グループや貴重な家畜市場といった活動を通して収入を得る基盤を作る支援もしてきました。

Chris Jordan氏は、彼の作品「Ushirikiano」について、このように語っています。
「Prix PictetのCommissionのおかげで、私は普通の観光では訪れることのないようなケニヤの地域に千マイルのフォト・ドキュメンタリー・サファリに行くことができました。そこで私が目にしたのは、NGO連合が現地の部族と密に接し、環境への責務や野生生物保護や平和を理念としたサステナブル(持続可能)な生き方を模索している姿でした。貧困、干ばつ、野生動物の密猟を始めとした甚大な逆境や疑わしい外部の宗教的、商業的、そして教育的文化の押し付けもかかわらず、この静かなミニ革命は、部族の長老たちの導きの下、ケニヤの広い地域に平和とサステナビリティをもたらしています。皮肉にも、彼らの長期的な成功は、先進国がパラダイム変化を行えるかにかかっています。ケニヤのこの地域は、世界の気候の変化によって次第に破壊されつつあるのです。」

Ushirikianoは、新しい防犯設備や貯水槽や生物多様性保全、学校や女性の事業参加プロジェクトといったことから、希望にあふれた未来を物語っています。ボラナやトゥルカナやサンブルといった部族が、互いに協力し合って生活を営むことがいかに喜ばしいことか表現しているのです。Nakuprat-Gotu保護地区は、人間と居住環境と野生動物の安全を向上すると同時に、将来の経済発展のためのサステナブル(持続可能)なモデルを形成するために、観光や家畜市場といった収入を生む活動を根付かせようとしています。

UshirikianoシリーズはロンドンのDiemar/Noble Photographyにて2011年10月にプレビューされました。teNeuesによってプロデュースされたモノグラフがこのシリーズについてきます。

The work